ラオス 
シェンクアン(ジャール平原)

ジャール平原
 
 シェンクアン(Xiengkhang):シェンクアン県最大の見所はジャール平原。大小さまざまの石壷(ハイヒン)が平野のそこかしこに散らばっている。いずれも巨石を削ってできたもので、大きいものでは高さ3.25mにもおよぶ。酒や米の貯蔵に、また石棺として使用されたとさまざまな説があるが、石壷のそばから人骨や、ガラス玉、石器などの日用品が発見されたことから、石棺説が有力だがその壷の用途については、今もなお真実は謎のままである。県都はポーンサワン。旧都はムアンクーンだが、ベトコンの後背地として米軍の悪魔のような無差別爆撃により破滅され、県都を移した。ムアンクーンの仏教寺院は、16〜19世紀に建てられたものがほとんどだが猛爆撃を受け破壊してしまった。ワット・ピアワットはかろうじて廃墟の中に仏像を残している。ポーンサワンの北52kmには、バン・ノイ、バン・ヤイと2つの温泉がる。いずれも60℃位の湯が湧き出ている。
 

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