ワット・ホー・パケオ(Wat Ho Pha Kaew)は、1565年にセタティラート王により建立された寺院です。セタティラート王の父であるボティサラート王の死により、セタティラートが王位を継承後、ランサン王国の首都は、ルアンパバーンからビエンチャンへと遷都されました。この時、エメラルド仏(パーケオ)を旧王都から移し安置したのがワット・ホー・パケオ寺院です。当初は王の祈りの場所として建立された寺院でしたが、1779年にシャム王国との戦争によりた建物は焼失し、エメラルド仏は持ち去られました。東南アジアでは、エメラルド仏を保持する国が栄えると云われています。現在の建物は、1936年にフランスによって再建されたものです。現在は博物館として使用され、国内各地から集められた仏像などが並べられ、中庭にはジャール平原から運ばれた石の壷もあります。
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